振り出し

月曜日に長男の高校へ三者面談に行ってきました。

長男、久しぶりの学校です。

しばらく学校へ行けてないけど、レポートはそれほど遅れていない。

ただ、学校でしかできない美術などはかなり遅れてる。

授業を受ければまだまだ取り返しはつくのだけど

出なければ遅れてく一方だ。

せめて週2日は来れないか?の問いに

行くと断言はしない長男。

たぶん・・・来れたら・・・

これは行けないときのための自己防衛。

長男はいつからか断言はしなくなった。

絶対行けるという自信がないのだ。



私は毎日弁当を作り、風呂を沸かし、長男を起こす。

しかし、いつも「頭痛い・・・明日行く」

ここ数週間、毎朝のように私はキレた。

3年で卒業したくてこの学校を選んだのは長男だ。

そのために、通信制高校とサポート校ダブルで入学したのだ。

もちろん、お金も倍かかった。

定期券も5万近くもかかった(半年で)というのに。

それよりなにより、自分自身で悩んで迷って踏み出した一歩。

それなりの覚悟と根性があったのではないか?

ある日、旦那に「もう高校生なんだから本人に任せればいい、

勉強も学校にさえ行けば大丈夫なんだろ?だったら行けばいいのに

行かないんだから、おまえが一緒に見てやる必要ないんじゃないか?」

と言われ、

なんとなくカチンときてちょっと喧嘩になった。

うまく言えないけど

旦那は長男のことについて真剣に考えていないような気がしたのだ。

今までのこともあるからだけど。

それなのに、私のやり方を責めていると思った。

「中学の時はそんなにギャーギャー言わなかったじゃないか。

本人がやる気ないなら、しょうがないじゃないか」

「あの子はやる気がないんじゃないの。

行こうという気はあるの。3年で卒業したい気持ちも。

だけど、行けないのよ。ある意味無理はないかもしれないと思う。

中学へも行っていなくて、その前はいろんなことで深く傷ついた。

そこからだいぶ立ち直ったけど、きちんと通うということはあの子にとって

ハードルなの。だけど、気持ちがある以上、私は全力でそれを超えるのを

サポートしたいと思ってる。多少強引でも。なのにどうしてその私を責めるの?

ほっとけなんて何で言えるのよ」

「責めてるんじゃない。ただ・・・おまえが可哀そうで・・・」

その時、何かが私の中に落ちた。

誰も私と長男をわかってくれないと思っていた3年前、

母からもこの言葉を聞いたのを思い出した。

あの頃、旦那も母もわかってくれないと思っていた。

味方ではなく敵だとさえ。

でも、私が長男を救わなければと必死だったように

二人は私を苦しみから救いたかったのかもしれない。

たとえそれが、私の望む形ではなく、

その行動や発言が逆に私を追いつめるものだったとしても。

それから、今、振り出しに戻ったのは

長男ではなく私なのかもしれないと思った。

学校だけがすべてじゃないと思っていた。

必ず自ら動き出す日はくるから、ただじっと待っていようと思っていた。

そして、見守り続けた日々。

焦らず、焦らせず。

とにかく邪魔をしないで待ち続けた。

そして長男自身が決めた高校進学。

さあ、動き出したと私は有頂天になっていた。

4月、5月。ほぼ毎日登校。

さあ、どんどん進んでいくぞ。今までの分まで。

けれど、6月あたりから欠席するようになり、それが増えていくのは

怖かったし、ショックだった。

あんなに焦らないようにじっくりと過ごしてきた私なのに

焦りが出てきた。

焦ってはいけない、自分に言い聞かせながらも

焦りとショックと悔しさと。

そして、ふりだし。

長男と私。おんなじだね。

進んでは戻り、立ち止まり。

まるで鏡のようだ。

もう一度、スタートから始めてみよう。

3年はあっという間だけど、成長するのに十分な期間であると知っている。

「まずは何か小さいことでいいから、これだけはやるというものを決めようよ。

週1日なら行けるとか、それもだめなら週2時間、あるいはこの科目だけとか

レポートだけは遅れないとか、朝確実に起きるとか。」

長男へ私からの提案。

「自信がないよ」

「自信ていうのはね、どんな小さいことでもいいから

自分で何かを決めて、それを守っていくことで生まれるんだよ」

返事はない。

けれど、なにかをじっと考えている。

それでいいよ。

私と約束する必要はない。

自分が自分に約束できること、まずはそれをみつけよう。





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コメント

yuyuhaya #iRTvXO9Q

もしかしたら今までのコメントも、いるかさんを追い詰めた一つの原因かもしれないと苦しくなりました。
ダンナさん、ちゃんと見ていて考えてくれていたんですね。
男親と女親の違い。
やっぱり男の人は大きい目で見ているんですね。
そして娘を思う親の気持ち。

うまく言葉が出てこない・・・
でも、これからも応援してます。

2011年09月15日(木) 19時58分 | URL | 編集

関西人ママ #-

そうなんですよね やっと 動き出した子供・・
嬉しいですよね 有頂天になりますよ 私もなりました
でも 結局 行かれなくなって 子供に つい 当たってしまう・・ 
こちらが 勝手に 子供に期待して 裏切られたような気持になって。。。

子供は子供なりに 精一杯踏み出そうとしているし 考えてもいるのにね・・

我が家も 今年は 振り出しに戻った感じです 去年は
外に出るための慣らし<リハビリ>の一年だったと思ってます

いつも いってますが お互い 気長に行きましょう

2011年09月15日(木) 22時40分 | URL | 編集

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2011年09月16日(金) 08時14分 | | 編集

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2011年09月16日(金) 14時48分 | | 編集

やんまこ #-

こんにちは!

初めてコメントさせてもらいます。
私も息子が3人いて、次男が不登校になった時にこちらのブログにたどり着きました。
悩んだり苦しんだりした時、イルカさんと息子さん達のたどってこられた道を読んで、ものすごく勇気づけられました。

うまく言えませんが、この事だけお伝えしたくて。
ブログを書いて下さって、本当にありがとうございます!



2011年09月18日(日) 15時17分 | URL | 編集

海のいるか #-

★yuyuhayaさん

ううん。そんなことないですよ。
コメントにはずいぶん励まされました。
いつもありがとう(#^.^#)

自分はすべてが見えているような気がしていても
やっぱり見えていないことがあるんですよね。
過ぎてみてわかることも。

いろいろあるけど、これからも頑張ります。

そちら、大変みたいだけど大丈夫?
くれぐれも気を付けてくださいね!!

2011年09月21日(水) 11時28分 | URL | 編集

海のいるか #-

★関西人ママさん

ありがとうございます!
トントン拍子ではないだろうと覚悟していたつもりでも
やっぱり、がっかりしちゃいますよね。
中学の時とはまた違う思いが出てきたりして。
けど、見守るしかないですね。
私はあの子の母親だから。

うん、お互い気長に頑張りましょう!
息抜きもしながら。

2011年09月21日(水) 11時32分 | URL | 編集

海のいるか #-

★やんまこさん

ありがとうございます!
とてもうれしかったです(#^.^#)

そちらに伺ってコメントいれようとしたのですが
入れられなかったので、こちらに書かせていただきますね。

みんな同じですね。
親も子も失敗を繰り返しながら成長していくんですよね。
ダメな自分も、子供の失敗も
受け入れて許してあげていきたいですね。

コメント入れられないけど、また伺わせていただきますね)^o^(

2011年09月21日(水) 11時37分 | URL | 編集


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