人間関係

人間関係・・・人の悩みの大半は人間関係に関することだと思います。

私たちは「人とは仲良くしましょう」と言われて育ちます。

小さいころから喧嘩をしてはいけない、

誰とでも仲良くしましょう。

「あの子嫌い」と言えば

「そんなこと言ってはいけません」・・・

喧嘩をしたと言えば早く仲直りしなさい・・・

確かに多くの人とうまく付き合っていくことは社会において

ある程度必要な技術です。

そう、必要なのは相手によっていい距離感を見つけることで

すべての人間と親密に付き合うことでもないし

無理やり好きになることでもありません。

嫌いな人がいてもいいし、

ウマが合わない人だっていて当然です。


自分が嫌われることを極端に恐れたり

誰かを嫌いだと思う自分を責めてしまって苦しんでいる人を

何人も見てきました。

私にもそういうところがありました。

どんな人でもいい人だと思おうとして

本当の自分にさえ嘘をついて

偽善者になったり。

でもそれは、自分が誰かに嫌われるのを恐れてのことだったり。

好き嫌いの感情と、その人の価値や認める、認めないとは別の物です。

「あの人のここは尊敬するけど私は好きじゃない」

それはそれでいいのです。

だから、例えば子供が「あの子嫌い」と言った時、

「ふーん、そうなんだ」でいいのです。

それはその子の感情なので

いいとか悪いの問題ではない。

ただ、それと意地悪していいかどうかとは全く別問題。

長男にいろいろあった時、私はいろんな気付きがありました。

そのひとつでもあるんだけど

今になって思うのは、どんな感情であっても否定してはいけない。

それは他人に対してだけじゃなく、自分に対しても。

例えば、殺したいほど憎い相手がいたとする。

そこにはもちろんそれなりの理由があるのでしょう。

その感情自体は、仕方のないものであって

(もちろん、その感情をなくすことができたらその方がいいのだけれど)

そう言う感情があるというだけのこと。

いけないのは、それを行動に移すことであって

その感情を持っている自分を責めて追い詰めることはない。

そう言う自分を認めたくないから

受け入れたくないから

なんとか消そうと必死になるから

逆にその感情に縛られてしまうのであって

そう感じてしまう自分がいることを認めて受け入れた上で(いい、悪いではないですよ

しつこいけど)

その思いに縛られているのは時間とエネルギーがもったいないから

とりあえず、おいておけばいいわけです。

お道徳、綺麗事なんかじゃなくて。

魔法のようにパッと消すことは出来ないから

とりあえず、おいておく。

そうすると次第に風化していきます。

あるものをないことにしようとするからうまくいかなくて苦しいのです。


泣いたり、怒ったり、小さなことにクヨクヨしたり

ちょっと意地悪なことを考えてしまったり。

それがいいとは言わないけれど

それが人間です。

そう言う自分を許せないのは

自分をちっぽけな人間なんかじゃなくて

神様のようだと思っている、いわば思い上がりではないでしょうか?

人はみな、そんなに立派でもないし

逆に自分が思うほどダメなんかじゃない。

ちっぽけな自分からはじめましょう。

それが出来たら大きくなれます。

たぶん、きっとね。




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コメント

ピオーネ親父 #-

私は 結構感情に 素直に生きてきました。
嫌いな人とは 話し しないで 
ただ  近頃 JAの 役員をしてから
そんなことやってられなくなって
嫌いな人とも これは 仕事なんだ 
と思い 普通に 付き合っています。
そう 苦にならずに できるもんですね。
年取って 丸くなっただけかも! 

2011年06月17日(金) 21時28分 | URL | 編集

ふぃる #-

うちの両親は、嫌いな子が居てると言えば
「人間、好き嫌いがあって当たり前」って言われ
「自分が嫌いだと思ってたら相手もそうだから」って言われた。
ケンカをしたと言えば理由も聞かず
「自分が悪いと思えば謝って仲直りしろ、悪くないと
思えば無理に仲直りしなくて良い」って感じで
本当に、自然体で人との関わり方を学びました。
苦手と思う人は、自分にも似た所があるのでそう思うのであって
自分自身を成長させたければ、適度な距離感で付き合えば良いとも言われた。
万人に好かれる人間は居ないので嫌われても気にするなとも言われて育った。
だからか、人間関係でほとんど悩んだ事がなかったの。
大人になって、唯一義母に対して距離感がつかめなくて困ったけどね(^^ゞ

2011年06月17日(金) 23時26分 | URL | 編集

でんぼ #-

はじめまして

はじめまして、でんぼと申します。
いつも拝読させて頂いております。

今回の記事、おっしゃる通りだと思います。
息子の反抗期と向かい合う事で、たくさんの気付きがありました。

今後とも宜しくお願い致します。

2011年06月18日(土) 10時48分 | URL | 編集

#

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2011年06月20日(月) 10時56分 | | 編集

海のいるか #-

★ピオーネ親父さん

嫌いだからと付き合わないでいられるうちはそれでいいけど、そうもいかないことも出てきますよね。
そこで無理に親密になろうとか、好きになろうとかじゃなくて必要な範囲で上手につきあっていけばいいんですよね。
そうしていると意外に気が合うとか
気付いたら親密になっていたということも
あります。人間関係とはそういうものかもしれないですね。

2011年06月21日(火) 14時33分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ふぃるさん

ご両親の言うとおりですね。
だけど、これを子供に話す人は以外と多くないと思います。つい、建前とか道徳的なことを言ってしまうから
真に受けた子供はきついんだと思います。

ふぃるさんのご両親は素敵です。
だからふぃるさんもお子さんに自然体に接して話せるんですね。

2011年06月21日(火) 14時36分 | URL | 編集

海のいるか #-

★でんぼさん

コメント、ありがとうございます!
お返事遅くなり、ごめんなさい。

子供のことを通して
気付きを得ることは多いですね。
子供という存在が親を成長させてくれるんだなと思います。

こちらこそ、よろしくお願いします(*^_^*)

2011年06月21日(火) 14時40分 | URL | 編集

海のいるか #-

★鍵コメさん

ありがとうございます!
私も以前は「みんなと仲良く」「喧嘩しないように」と
言っていました。
でも、それって本当は不可能ですよね。
すべての人を好きになり、すべての人に好かれる。
そう出来たらいいけれど、世の中にはいろんな人がいて
気が合う人も、合わない人もいる。
合わない人とは必要最小限の付き合いをすればいいんだと思います。
そんなふうにしていると逆に仲良しが増えるから不思議です。

2011年06月21日(火) 14時47分 | URL | 編集

かるだもんてぃ #-

時期はずれ(笑)のコメでごめんなさい。
私は小さい頃から「いい子」でいたために自分の感情を押し殺してきたようなところがあります。
そのためか娘の「〇〇ちゃんのことは嫌い」などという私にとっていけないと感じる娘の感情を受け入れられず、押し殺すように育てていたように思います。
でも、子どもの不登校を通して、自分や娘と向きあううちに
今はいるかさんの言う「ちっぽけな自分」や「ちっぽけな娘」を愛おしく感じるようになってきました。
人生無駄なことはないものです。人って不完全だから面白いですよね…
ちっぽけな自分を受け入れられると生きるのが少し楽になってきたなぁって思うこの頃です。

2011年06月27日(月) 21時21分 | URL | 編集

海のいるか #-

★かるだもんてぃさん

コメントが勝手に迷惑メールの方に入っちゃってました。たぶん押しこ○す、のこ○すの言葉に反応したのだと思います。気付くのが遅くなって本当にごめんなさい!!
私も長男のことがあってからちっぽけな自分を受け入れられるようになりました。
お互い、子供を通して大切なことを学んでいるような気がしますね。
弱い自分も弱い他人も受け入れたら本当に楽になれました。
ありがとうございます!!

2011年07月10日(日) 21時53分 | URL | 編集


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