大きな目

今日は次男、写生会、三男、社会見学で朝からはりきって二人分の弁当を

作ったけれど・・・またまた次男は腹痛のため欠席(>_<)

はぁ~。危ないとは思ったんだけどね・・・。

しかし、次男、考えてみたら美術の授業1回も出ていないんじゃないか?

でも、最近はお腹痛くなることはなるんだけど

痛みの度合いが軽くなってきている感じはする。回復しつつあるかもしれない。

焦らず、少しずつ頑張っていけるといいな。


長男の時はこんな余裕はなかったと思う。

“学校に行けるか行けないか”

それだけしか見えてなかったように思う。

長男の場合はもちろん次男とは違う。

この、行けるか行けないかの期間は圧倒的に短かった。

いや、今思うとそうでもなかったのかもしれない・・・。

6年生になってから、2週間に一回くらい休むような感じになり

そして、荒れ果てたあの夏・・・。

夏の終わりに、同級生による暴力発覚。

先生との関係もよくなかったこともあり、

暴力が私にわかったことで

「もう、行けない」と。

“チクったら包丁で指を一本ずつ切り落としてやる”と

脅されていた彼が行けないのと思うのは無理もなかったし

私自身、先生も信頼出来ない中、この状況では

行かなくていいと思っていた。むしろ行かせたくなかった。

だから、教頭先生に私が事情を話し

「学校はしばらく休ませますから」と言ったのだ。

それが2学期始って間もなくのこと。

教頭先生はすぐに同級生2人を呼び出して確認したらしい。

折り返し私に電話。

「A君もB君も1年以上、20数回にわたり、○○くん(長男)に暴力行為をしていたことを

認めました。とりあえず二人の親御さんを学校へ呼んだので

来ていただけませんか」

その時のことは過去記事に書いてあるのでここでは

書きませんが二人の親は話にならなかったとだけ書いておきます。


学校を休むということについて

教頭先生は「3日くらいは仕方ないでしょう。でも、

その後はなんとか来れないでしょうか?もちろん○○くんのことは

全力で守ります。修学旅行だけはなんとか行かせてあげたい・・・」

そう、もうすぐ修学旅行が迫っていた。

このブログを前から読んでくださっている方はご存知だと思いますが

このときはすでに様々なことが起こった後だった。

数知れない問題行動。担任との決定的な問題。

そしてこの時、長男はろっ骨の軟骨を骨折していた。

もちろん暴力によって。

長男だけでなく、私自身も疲れきっていた。

これ以上何かがあったら壊れてしまいそうなくらいに。

「修学旅行も行けなくてもいいと思っています」

これは、長男はもちろん、私も。

「いや、でも・・・。小学校の修学旅行は一生に一度ですから。

私はもちろん、学年主任も全力で守ります。

なんとか行かせてあげたい・・・」

教頭先生との度重なるやりとり。

そして、ついに担任から電話。

「あの・・・本当にすみませんでした!!

今までのいろいろなこと。そして○○くんがこんな目にあっていたことに

気付かなかったこと。

今回このことを聞いたとき、すぐにでも飛んで来たかった。

でも、どうしてもダメだと教頭からストップがかかって・・・。

何度も何度もお願いして、やっといるかさんに(本当に下の名前で)

電話してもいいと許可をいただきました。

○○くんに会いたいのです。伺ってもよろしいですか?」

そうして家にやってきて、

私の顔をみると深々と頭を下げ、

長男を抱きしめ、「ごめんね」「怖かったね」「大丈夫?」と繰り返した。

この時は私も泣いて、3人で話しこみ、

担任とは和解の形になった。

本当は、この後まだ・・・まあそれは置いといて

次の日から朝は先生が迎えにきて、帰りは私が迎えに行くということになり、

学校では全力で守ると約束をしてくれた。

そして修学旅行。コルセットをはめたまま。

担任によると「なんだか、Aとも普通に仲良くしていて

心配していたのはなんだったんだろうって感じでしたよ」ということだった。

のちに長男が語ったところによると

「怖かったから。やばそうだったから。

だから、わざと近づいてゴマをすっていたんだ。本当に怖かったんだ」と

いうことだった。

旅行から帰ってきて、行ったり行かなかったりの日が始まった。

次第に私は休みが多くなることに不安を感じていた。

あんなに行かなくてもいいと思っていたはずなのに

いざ、不登校になるかもしれないと思った時、

私はまだ受け入れることが出来なかった。

不安で不安でたまらなかった。

(このころ、次男も登校を渋る。担任からひどい扱いを受けていたのだが

私に話すことができず、私がそれに気付く余裕もなかった)

長男の担任は一言で言えば、熱血だった。

この状態をだまっているはずはなかった。

「いるかさん(しつこいようですが下の名前)、今休むことを許したら

学校へはずっと行けなくなりますよ!

引きずってでも連れ出しましょう!!」

私も段々そんな気がしてきた。

毎日、先生が来て「自分に負けるな!!もう、AやBは平気だろ?

自分の弱さに負けてどうする?!」と長男の胸を叩き、

「ここの問題だ!頑張れ!」と

腕を引っ張り、それに私も加わる。

全力で抵抗する長男。

今思えば・・・ひどい構図。これが毎朝繰り返された。

私が転校を決めるまで。

このころに、もっときちんと休ませてやれば、もしかしたら

転校したのち、不登校にならずにいたかもしれないと今思う。

このときの私には自分の不安しか見えていなかった。

長男にあった様々な出来事、それは十分承知の上だったけど

そんなことに負けていてはいけないと、もっと強くならなきゃ

人生わたっていけないと本気で思っていた。

長男の精神状態が限界であること、何より必要なのは休養であることに

まったく気付いてなかったのである・・・。


長い前振りになっちゃった(^^;)

つまり、私が言いたいのは

子供をよく見ることは必要だけど、目の前の“問題”ばかりを

凝視していると、その子の全体が見えなくなるということだ。

親はほどよい距離感を持って、もっと大きく

全体を見る“目”が必要だということ。

同じ土俵の上でじゃなくて、会場全体を見回せる“目”

人の顔をドアップでみると、全体の表情或いは周りの景色が見えなくなる。

その日の天候さえ。

だから、一歩下がって全体を大きく広く。

子供が問題を起こした時、いじめなどに遭った時、

その子にとって一番必要なものは何かを見つけられるのは

そうした“大きな目”である。

私が今現在長男、あるいは次男がいろいろある中でも

ちょっとした変化に気付くことが出来るのは

過去の苦い経験があるからである。



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コメント

くるみ #oWMM.ioY

こんばんは

私がいるかさんの立場だったら
焦りや不安で目なんてどこかに
いってしまいそうです。

親がどっしり構えて
守ってあげられる態勢にないと
いけないですね。

一応、学校の事はなるべく耳を
貸すようにして様子をうかがっています。
でも、高校生の男子ともなると
自分からべらべらは話しませんけどね…

冷静に対処しているいるかさん
尊敬します。

2010年07月06日(火) 20時26分 | URL | 編集

yuyuhaya #iRTvXO9Q

きっと誰もがわが子が不登校になったら、いるかさんと同じ事をすると思いますよ。
この担任の先生の事も「一生懸命でありがたい。いい先生。」と感謝すると思います。
とにもかくにも学校にさえ行ってくれれば・・・って思っちゃうよね。
いるかさんの経験から出た言葉だけに重みがあるし納得できます。
何か問題が起きたとき・・・意識して一歩引いて見たり考えたりできるよう心がけたいです。

2010年07月06日(火) 21時10分 | URL | 編集

とまと #mQop/nM.

こんにちは(^O^)
いつも、ご訪問&温かいコメントを、ありがとうございますm(__)m

いるかさんの記事を読むと、いつも、勇気を頂きます。
現実は、ブログに記事として書けないこともあるでしょうから、ここに書いていらっしゃる以上に大変なのだと思いますが……
同じことが我が身、我が子に起こったらと考えると、とても、怖いです。
私も、いるかさんのような強い母になれるといいな。

応援のぽち♪ヽ(^o^)丿

2010年07月06日(火) 21時25分 | URL | 編集

はるか #3cXgguLU

20回以上の暴力...
長男君本当につらかったね
そりゃ~修学旅行でも
身を守るために必死に手立てを考えるよね

でもいるかさんみたいな行動
私でも取ってしまうと思う。
はじめのころって
このままだと本当にいけなくなる
的な言葉が本当に突き刺さるもの。

その苦い経験を生かして
三人三様に対応を考えてるいるかさんを
本当に尊敬します。
でも身体のこともあるから無理しないでね

2010年07月07日(水) 09時30分 | URL | 編集

ドントコイ #-

いやいやいや、私も、転校する前の朝のようなこと、すると思います。だって、やっぱり、自分の経験上、休めば休むほど、行くのが辛くなるのが分かっているから、長く休まないほうがいいと、思ってしまいますもん。
たいたいも、状況によって、親が判断して、なんとかごまかして行かせたり、
限界かな、と、休ませたりしてますけど、正しいか、どうかは、分かりません。

(重心と、目線の練習、させます。ありがとうございます。秋の試合では、なんとか、大会の雰囲気にのまれないように、訓練開始しました。)

2010年07月08日(木) 00時22分 | URL | 編集

junmama #xmZaWf.c

長男君の思いを考えると、涙があふれてきました。
恐かったでしょう。逃げ出したかったでしょう。
酷過ぎる。
でも、長男君にとってイルカさんは一番落ち着くところだったはずです。

誰もが、目の前の“問題”ばかりを

凝視してしまいがちです。

”全体を見る“目”が必要だということ”
に気付けるイルカさんは素晴らしいです。

いつも、自分を振り返り、子供達を見ているから出来る事なんでしょうね。

私も、昨日、支援級の担任から
「天使くんにとって、どのようにして行けば一番良いのか意見を教えてください」と。
この言葉で、目の前にある問題点だけではなく、天使に今、何が必要なのか、大きな目で目標を定めて行くことの重要さを教えられたような気がします。

親として、一歩下がって冷静に見る事の必要性を感じました。

2010年07月08日(木) 08時16分 | URL | 編集

海のいるか #-

★くるみさん

焦りと不安で目がどこか行ってたんですよ(^^;)
今おもうとね、長男のことを一生懸命見ていたつもりで、全く見えてなかったんだなーと。
私が見ていたのは表面の行動だけ。

いや、小学生でも話しませんでしたからね。
だから1年以上も暴力を受けていることに
気付かなかった。
男の子は口にはあまり出さないから
しっかり様子を見ていないとね、凝視じゃなくて(笑)

2010年07月08日(木) 20時27分 | URL | 編集

海のいるか #-

★yuyuhayaさん

ありがとう(*^_^*)
大人二人掛かりでも(女)無理でした。
叩いても、引きずっても怒鳴っても。
長男にとっては命がけだったのかもしれません。
よく、引きずってでも連れて行けとかいうけど、それが出来るのは園児までだと思います。
男の子、全力を出したら太刀打ちできません。不可能。
だから、もし力づくで行かせたと言う人がいたら、それはその子がまだものすごく頑張れば行けるという状態だったのだと思います。
長男は毎朝、この騒ぎでも結局は欠席が多かったんです。
でも、休んではいなかった。
私が一日中、説教し、責めていたから。

完全不登校にしてしまったのは私かもしれません。傷を大きくしてしまったから。

2010年07月08日(木) 20時40分 | URL | 編集

海のいるか #-

★とまとさん

忙しい中、ご訪問&コメント、さらにポチまでありがとうございます!!(*^_^*)

とまとさんはきっと私のような失敗はしないと思います。
いいお母さんになりますよ、すでに、ですね。
子供はいろいろとあります。
親にとってのイレギュラーも。
でも、しっかりと抱きしめていれば大丈夫。
親って子供のためならとても強くなれます(^◇^)

2010年07月08日(木) 20時45分 | URL | 編集

海のいるか #-

★はるかさん

ありがとう(*^_^*)
不登校になってしまったときって親にとって自分自身との戦いでもあるんですよね。
はげしくやりあったけど何が大切かに気付けて本当によかったと思っています。

いろんな面で自分を責めました。
でも、それだけじゃなんにもならない。
だから、今度こそしっかり向き合おうって決めているんです。
三人それぞれとね(*^_^*)

2010年07月08日(木) 20時49分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ドントコイさん

ありがとう(*^_^*)

そうなんですよね、子供のためを思うからこそなんだけど、自分のものさしなんだよな。
そういう段階を越えていたんだと、気がつかないうちに本当は目一杯頑張っていて限界がきたときにはじめて“行動”として親の目に触れるから、はじめから時差がある。
もっと頑張れって思っていたけど
こちらが思うよりずっとずっと頑張っていたんだと思う。その前の段階でね。

ドントコイさんの対応でいいと思うよ。
本当にダメなときは無理やりでも行かせるなんてこと、絶対できませんから。
そこまで行く前に時には休ませてあげる時があってもいいと思う。
そう言うのが必要な時ってあるんだよね。(必要ない子もいるけど)

そっか、次に向けて頑張ってるんだ。
応援してるよ!!

2010年07月08日(木) 21時03分 | URL | 編集

海のいるか #-

★junmamaさん

本当につらかったと思います。
あの頃の長男には行き場がありませんでした。暴力によるものだと知らずに問題行動を叱りつけ、
学校でも先生に目をつけられ。
その上、この騒ぎでしたから。傷をさらに大きくしてしまった・・・。

私がこのブログで書いていること。
それは、私の失敗から学んだことです。
偉そうにと言われたこともあるけれど
偉いんじゃないんです。
ただ、心から実感しているのです。
それまでの親としての考え、物の見方、子供への接し方。私は特別に変わっているわけではないので、
たぶん一般的な普通のお母さんは何もなけれ気付かないかもしれないけど
話しを聞くってこういうことなんだよ、気持ちに寄り添うってこういうことなんだよって
伝えたい。もちろん今の私がすべて正しいってわけじゃないけど、
いろんなことに気付くうちに、うまく言えないけどなんかこうパズルみたいにピタっとハマったというか。
ごめん、意味不明かな?

いつもありがとう(*^_^*)

2010年07月08日(木) 21時17分 | URL | 編集


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