子供たちと私

先週の日曜日の夜、めずらしく夕飯をみんなと一緒に食べた長男。

「ねえ、28日って何曜日?」

「水曜日だよ」

「水曜か・・・すぐだな・・・」

「何かあるの?」

「うん。でもその日は絶対行かない」

って、ずっと行ってないんですけど・・・・

「何があるの?嫌なこと?」

「うん」

「何?何かするの?」

「いや・・・」

「草競馬?」

「それなら、嫌じゃないよ」

「じゃ、作文?」

「まだその方がいい」

「みんなの前で何か話すとか?」

「それでもいいよ」

「じゃ・・・何?あ、テレビに映るとか?」

「その方がましだな」

「じゃ、何?」

「はぁ~・・・先生に聞けば」

沈んだ表情。

次の日、ちょうど先生から電話がきたので

「28日、何かあるんですか?」と聞くと

「ああ・・・雅(ミヤビ)を○○小学校へやることになった」

え・・・雅を?

雅は長男が大好きだった馬である。

施設にいるときはミヤビ、ミヤビとどの馬よりも

最優先。かわいくて仕方がないといった様子だった。長男の雅好きは有名だ。

帰るときも雅にだけは忘れずに声をかけていた。

そっか、それで沈んでるのか。

月火は行く、行かないとかなり葛藤していたようだが

結局行かなかった。

当日は「今日は絶対行かない」

「いいの?雅に会わなくて」

「行かない」

そして、今日になって「行かないの?」と声をかけると

「行かないよ。行っても・・・雅はもういない。」

また、しばらく行きそうにない・・・。


次男は今日も欠席した。

例によって腹痛だ。

いくら、周りでおぜん立てをしても、

行動を起こすことが出来るのは本人だけである。

時々、腹がたつような、むなしくなるような思い。

くじけそうな気持ちにになってしまいそうになる。

でも、と考える。

この子はなまけているわけではない。

好きで腹痛を起こしているわけではないのだ。

休んでいても、宿題をこなし

やっているであろう授業の内容を勉強し・・・

これはすべて私が背中を押し、どっぷりと付き合って

はじめて出来ることだけど、

それでも、私が付き合ってやればできるのだ。

「あ~、オレ、数学優秀だと思われちゃったよ。どうしよう」

家庭訪問中の宿題。

6枚分のプリント。

私が付きっきりで見てやったので、ほぼ全問正解。

もちろん、実際計算したりは本人がしたのだし

力は確かにあるのだ。

しかし、問題をひとりで読んだ時に

「ん?これどういう意味だ?」とか

「えーと、どうやるんだっけ?」みたいなことが多いので

私がいなければ半分くらいは出来ていないかもしれない。

「ほとんどの奴、けっこう間違えていてさ・・・

今度の宿題は発展問題出来るよって言われちゃった。」

普段、数学の宿題は一週間分まとめて出る。

問題集の何ページから何ページみたいに。

基本問題か発展問題、どちらかをやることになっている。

「いいじゃん、やれば?」

「いや、基本にしとく。でも、どうしよう、テストしたら

できないのばれちゃうじゃん」

「あら、これは別にお母さんがやったんじゃないよ。ちょっと問題の意味を

教えただけじゃない。今のうちに自分ひとりでもわかるように

しておけば大丈夫だよ。計算は出来るんだから」

私は教師を目指したことがある。

家庭教師のバイトもしてた。高校は無理だと言われていた子を見事進学させたこともある。

実際には教員免許を取る前に学校をやめ、

先生にはならなかったけど、

我が子専属教師になるのも悪くない。

ただ・・・やる気にさせるのが一番大変なんだけどね。


話が少し逸れたが、自分で言うのもなんだが

確かに私は頑張っていると思う。

しかし、次男もまた精一杯頑張っているのだ。

ただただ好きなことをしているように見える長男だって

自分の中でいろいろなものと戦っているに違いないと思う。

長男の将来を心配しながらも、今の長男の状態を受け入れ、

余計なひと言を言わずに信じて見守っているのも、

次男が学校生活を楽しめるようにと

先生との関係を作り、勉強に付き合い、日々制服の汚れに気を使うのも

三男を愛情不足にしないよう、厳しさと甘さのバランスに気を使うのも

キャッチボールに付き合うのも

すべては彼らに頼まれたことではなく(キャッチボールは頼まれるけど 笑)

私がそうしたいからしていることである。

もちろん、彼らを思ってのことではあるが

それは私の思いである。

だから、私の思うように彼らが動かないとしても

責めることではないと思う。

ただひたすらに、私に出来る事を考えるだけである。


私は長男が、自分の道を自分の足でしっかりと踏みしめていくことを願い、

次男が今、目の前にあるものの楽しさ、素晴らしさに気付き、

そして三男が、これからもずっと意欲的に行動していって欲しいと思う。

だから、私自身が、いろんなことを意欲的にこなし

目の前のことを楽しみ、そして

私自身の気持ちで(親としての義務感ではなくて)、

私自身の信じる道をしっかり歩いていきたいと思う。

まずはやってみせなきゃね(^_-)-☆




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コメント

ドントコイ #-

雅が学校に行っちゃったんですか。
学校って、関係者以外立ち入り禁止だから、
会いに行くのは難しいから、
お兄ちゃんの沈むのが、すっごく分かります。
しばらく、厩舎を見るのが辛いから、行けないかもしれないですね。

次男君、自信が一つずつ増えるのが大切だから、教えながらの宿題だって、問題なしですよね。テストがあったら・・・って心配しながらも、宿題を間違わないで出来たってのが、嬉しそうですもんね。

いるかさんの言ってること、理解できます。
私は、ナマケモノなので、いるかさん程は、頑張ってないけれど、疲れても、たいたいと遊びたいから遊び、緑のセンターのバナナが黄色くなっているかを、できるだけ毎週見に行ったり、してますもん。
で、夕方、「今日はゆっくりさせて」って断ればよかったかなぁ、って思うけど、次の週、また、同じことをしてますもん。後悔したくないからだと思うなぁ。

三男君、野球や、太鼓を楽しんでますよね。
私は、楽しんでしていたかなー、って考えたら・・・、楽しんでなかったなぁ。
楽しむって、すごいことですよねー。
私も、いるかさんに同感です。

2010年05月01日(土) 02時28分 | URL | 編集

はるか #3cXgguLU

>時々、腹がたつような、むなしくなるような思い。
くじけそうな気持ちにになってしまいそうになる。
好きで腹痛を起こしているわけではないのだ。

ここ、すごくわかります。
息子が苦しんでることを言い出せずにいたとき
まさにこうでした。
おなかがいたい、気持ちが悪いと
早退ばかりしていました。
病院へ行くとたいしたことない。
イライラしました。
でもこれがだんだん進んで
本当に盲腸のように苦しみだしたの
お医者さんへ行ってでも血液検査はなんでもなくて
結局急性腸炎ってなったけど
点滴したり水溶性の下痢をしたり、下痢止め飲んだら今度は便秘になって何日もお通じがなかったり。
ストレスとか抱えてると本当の病気になっちゃうんだな
って今になると思えたりします。

次男君も仮病じゃなくて
まさに今心の中で戦ってるんだよね
勉強してみんなにおいていかれないように努力してる事がその証拠
中学は行き続けたいという想いがあるんだと思う。

いるかさんも時には何で私ばっかりって苦しいと思うけど
次男君も頑張っているから
今までどおり見守ってあげたらきっといいほうへ行くような気がします。

長男君は悲しいね
そういう心のよりどころみたいなのうしなうのつらいよね
小学校は遠いのかな?

2010年05月01日(土) 05時55分 | URL | 編集

yuyuhaya #iRTvXO9Q

長男君つらい別れですね。
きっとこれから何度もこういう経験をして大人になっていくんでしょうが、今の長男君にとっては痛いですね。

おなかが痛い・・・学校へ行きたくないが為のウソかと思いきや、本当に痛くなってしまうんだそうですね。
きっと次男君も葛藤してるんだろうね。
どうしても結果を求めてしまうけど、結果が思った通りじゃなかったからといって努力していないわけでもサボっているわけでもない。
でも、なかなかそこに目を向けることができないんだなぁ。
親も日々葛藤だね。

2010年05月01日(土) 14時03分 | URL | 編集

咲 #eYj5zAx6

子を信じて前に進むことがどんなに難しいか。
自分の思い通りに子を育てようとする親が多い中、いるかさんの新年には頭が下がります。
私も同じ葛藤に振り回されます。
でも、自分だけじゃないんだと思うと心強いです。

2010年05月04日(火) 15時24分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ドントコイさん

3日に久しぶりに行ったんですが
雅の小屋がガランとしていて・・・。
やっぱりさびしかったみたいです。

次男は次男なりに精一杯頑張っているんですよね。休む時も葛藤している時間が長くなってきました。結果にはまだ現れなくても
進歩しているんだと思います。

うん、子供のためにしていることでも
それをやろうと決めているのは自分なんだよね。
だから、やってあげてるっていうんじゃなくて一緒に楽しみたいって思います。

返事遅くなってごめんね<m(__)m>

2010年05月06日(木) 14時36分 | URL | 編集

海のいるか #-

★はるかさん

返事遅くなってごめんね<m(__)m>

うん、本当に症状がでるんだよね。
次男は欠席するって決まると次第におさまります。だから最初は仮病のように思っていたんだけど、見ていると本当に痛がってるし
そういうときは自分でも食べるものとかに気をつけたりしている。
なので追い詰めないようにって思っています。
以前追い詰めてしまったことがあるからね、余計に長引いているんだと思います。
でも、行けないときでも行かないという決断を下すまでの時間が長くなってきました。
自分自身と戦っているんだと思います。
暖かく接していたらきっと自分に勝てる日がくると思います。

長男のことがあり、次男もとなると
いろいろと考えてしまうときもありましたが、
今はそれぞれ別のこととして考えています。
私のせいじゃないかと自分を責めるより、
今、私にできることを考えていきたい。

ありがとう。

2010年05月06日(木) 14時43分 | URL | 編集

海のいるか #-

★yuyuhayaさん

3日に久しぶりに行ったんですが
「あ・・・雅はもういないんだな」って
ガランとした雅の小屋を見て。
やっぱりさびしそうです。
でも、そうだね、こういう経験をしながら大人になっていくんだよね。
何も言わないけどいろんな思いがあると思います。

そう、次男本当に症状がでるんです。
だけど、少しずつ葛藤している時間が長くなってきました。以前は不当をかぶったまま、
「無理」と即答だったのが、いったん起き、
「お腹がいたい・・・どうしよう」って。
休むという決断までの間に戦っているんだと思います。
小さな変化だけど、次男の中でなにかが変わり始めている気がします。
ここで、私も我慢して踏ん張らなくちゃ。
焦らせるとすべてパーになっちゃうから。

返事遅くなってごめんね!!<m(__)m>

2010年05月06日(木) 14時51分 | URL | 編集

海のいるか #-

★咲さん

子育てって立派な人間を創造することではないんだよね。
そんな力は親にはないわ。
その子らしく、それを支える。それが一番難しいのかもしれない。
でも、輝いてほしいよね、
楽しく、自分らしく、しっかりと歩いてほしい。自分自身の足でね。
そしてその力はきっと誰もが持っているんだと思うの。
それを引き出してあげたい。
お互い頑張ろうね。
私も心強いです(*^_^*)

2010年05月06日(木) 14時58分 | URL | 編集


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