特徴

私は時々、軽度発達障害の本を読んだりします。

以前にも書いたことがありますが、保育園のころ長男に

ADHDの疑いがあり、医療機関へ行きました。

ADHDの診断はとても難しく、正式に診断しようとすれば

2年も3年もかかります。きちんと診断できる医師もわずかです。

なので正式な診断はしていませんが、診てくれた医師は

まぁ、落ち着きはないが正常範囲でしょうと。

私もそう思っていたので、そのまま気にしていなかったのですが

次男、三男の育てやすさを経験し、

色々工夫しても長男だけうまくいかない部分、激しさ、

目にとまるものすべてに反応するなど

うまく言えないけれど

しつけや本人の性格の問題以外に何かあるのではないかと感じるように

なりました。

それから、本などで勉強を始めました。

ADHD(注意欠陥多動性症候群)と一口にいっても

ADと呼ばれる不注意タイプ・・・物をすぐになくしたり、かたずけが苦手なタイプ
               (片づけられない女たちで話題になりました)

HDと呼ばれる多動/衝動性タイプ・・・多動、文字通り落ち着きがなく動き回る。

         衝動、順番を待てなかったり、勝負に勝たないと気がすまなかったり。

のび太、ジャイアン症候群なんて言われたりもしています。

AD、HD、どちらかのタイプもいれば両方のタイプもいます。

ADHDは知的には問題がありませんが、LD(学習障害)などを伴っている場合もあります。

混同されやすいのがアスペルガー。

こちらも知的には問題がありません。

集団が苦手で、孤立する傾向があります。

こだわりというか固執するタイプで、ADHDの子が次から次へと興味の対象が

移っていくのに対し、やりだしたことをやり遂げないと気が済みません。

人にもルールを守ることを強要したり、冗談や比喩が理解しにくく

コミュニケーションで問題が起きやすいタイプです。

環境の変化も苦手です。


これらは最近出てきた障害なのではなく、

以前からあったのだと思います。

大人でも、けっこういるみたいです。自覚があるかないかは別として。

障害というよりも特徴と理解した方がいいのかもしれません。

音楽が苦手、体育が苦手と同じように

待つのが苦手、じっとしているのが苦手、

集団が苦手、場の空気を読むのが苦手・・・苦しいかな?

ただ、この子たちが可哀そうなところは

性格が悪いと思われたり、親のしつけが悪いと思われたりして

学校などの場面で怒られることが多いということです。

出来ないことを強要され続けたり、プライドを傷つけたり・・・

これによって二次的問題(行為障害)などが起きる原因になったりします。

2003年の幼児誘拐殺人事件の中学生や

2000年の豊中主婦殺人事件の犯人もアスペルガーだったと聞きます。

ただ、誤解しないので欲しいのですが

アスペルガー自体に攻撃性があるのではなくて

環境によって二次的問題が起きやすくなるということです。

発達障害ではない子でも、行為障害を起こすことはあります。


ちょっと話がズレました(^^;)

私が言いたいのは、診断がついている、いないにかかわらず

また、これらの境界線は難しく診断がつかなくても

傾向を持った子はいるわけで

つまり、色々な子がいるわけです。

運動が苦手な子がいるように、

待つのが苦手な子もいます。

算数が苦手な子がいるように、いつもと違うことに対応しにくい子もいます。

大切なのは、出来ないことを責めるのではなく、

特徴を知り、どうしたら少しでもいい面をのばし、

苦手をいい方向へ持っていけるかということです。

子供に関わる人、特に教師には知っておいて欲しいと思います。

勉強が苦手な子がいるように、生活面で苦手が多い子がいるということ。

反抗や怠けではなく、うまく出来ないのだということを。

あんなに言っても、よくならない。

どんな罰を与えても効果がない。

頭が悪いわけじゃないのに馬鹿にしているのか?

そう思ったら、あなたのやり方がまずいのです。

その他大勢の子に効果があったのだとしても

その子には合わないやり方なのです。

どんなにその子を責めても、良くなることはありません。

もし、医学がもっと発達し、もっともっと脳のことがわかるように

なったとき、たとえば歌が苦手な子は

この部分のこういう物質が人より少ないだとか

走るのが遅い子は・・・・発表が苦手な子は・・・

なんてことが色々出てきたら“普通の子”はいなくなってしまうかもしれません。

一人ひとりが生き生きと輝いて成長できるように

サポートする。それが教育の原点なのではないかしら。

少なくても小学生までは。




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↓三男たちのことが新聞に出ていました。これはそのコピー

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コメント

玉響 #1qKeo97E

私もいっぱい研究しました。
本に載ってるチェックリストみたいなのやってみると、うちの家族は私も含めて、みんな何かしらに当て嵌まります。
おそらく大部分の人が何らかの傾向を持ってるのではないですかね。
周囲の人間が迷惑に感じるかどうかで、重要視されたり、逆に大人になるまで気付かなかったり。
生きにくさを感じる人が、二次的問題を発生させる不幸を防ぐためにも、世間の認識がもっと深まればいいなと感じています。
障害、ではなく特徴、ですよね。

2010年02月02日(火) 18時21分 | URL | 編集

yuyuhaya #iRTvXO9Q

きっと昔からいたんでしょうね。
「ちょっと変わった子」「頑固な変わり者」なんて思われながら気づかずに大人になった人もたくさんいるんでしょう。
逆に今は何にでも病名が付いてしまうような気がするわ。

実はおチビもチョッピリ心配だったりします。

いるかさんの言うとおり、特徴を知ったうえで向き合えば
特別に才能をひきださなくても、少なくとも「困ったチャン」にはならないんだと思います。
発達障害は通常では思いもよらぬ感覚、考え方などがあります。
理解だとかの他に「雨が痛い」とかね。
結局は脳の障害なので、知的なことだけでなく身体的にも影響するようです。
雨が降ると子供が泣いてしまう。誰もそれが「痛いから」なんて思わないでしょう。
知識がなければ、自ら知ろうとしなければ絶対理解できないですよね。
すべて理解するなんてことは無理だけど、理解しようとある程度の努力はしていただけるとうれしいかな?親としては。

2010年02月02日(火) 21時11分 | URL | 編集

ドントコイ #-

誰にでも、当てはまりそうですよね。
私は、母に心配されました。もしかしたら、母のにとっては予想外の事ばかりだったらしく、イライラしてました。妹は可愛がってるけど、私のことは嫌いなんだと感じてました。実際、一般的な考えとズレているような気は、自分でもしていたんですよね。あの時に、今みたいな、細かい診断があったら、もしかしたら、何かの症候群だと診断があったか、「‘グレー’です」と言われてたんじゃないかなー。そして、たいたいも、遺伝か?と思うような、似たような事を言うことがあるし、環境に慣れにくいとか、普段と変わったこと(運動会や学芸会)が嫌いで、練習期間中に、必ずお腹が痛くなって休むし、一年生の時は、運動会当日に、雨が降っていて、「雨が降ったら、中止だって先生が言ったのに!ウソツキ!行かない」とゴネました。待つのが嫌いで、機嫌が悪くなって、空手の試合の時に、「帰る!」と言いだして、大変だったこともあります。買い物で、違うお店とハシゴをするときに、次は、どこのお店に行って、何を買って、それが終わったらどうするか、そのお店には、何分くらいいるのか、とか、全部説明をして、納得したら、動く、しないと座り込む子でした。
他のことも、よその子と違っていて、どれをとっても、私の想像していた、’子供像‘とかけ離れていたので、保健婦さんや、経験のある保育士さんに相談したら、面白い子(興味深い)、ってだけと言われました。
ま、色んな方面から見たら、たいてい、なんでもないってことなんだ、と、自分の中で整理して接したら、たいたいとのコミュニケーションが、うまくいくようになり、たいたいは、毎日笑顔になりました。
長々と書いて、そんなんかい!とツッコミがはいりそうな締めですね。すみません。

2010年02月03日(水) 00時38分 | URL | 編集

☆かぐや姫☆ #-

これは難しいですよね。
周りは、もっと理解をしてほしいですよね。
イジメに繋がる場合も多いですし。
それ以前に親も最初は乗り越えないとね。

2010年02月03日(水) 04時58分 | URL | 編集

junmama #xmZaWf.c

うちの天使も色々と問題があります。何をするのも時間がかかってしまったり。「早くしなさい」と言ってしまうことも。この前の話。
時間割が遅いんです。お兄ちゃんが手伝ってくれるのですが、天使は・・・他の事に目がいって。
お兄ちゃん、怒ってしまって。でも天使はこれでも頑張っているんですよ(^^;)怒っても自分はなんで頑張っているのに怒られるの?そうな感覚なのかもしれませんね。
だから早く出来る方法をみつけてあげる事が大事なのかもしれません。
知っているお子さんでどう見ても軽度の何かしら障がいを持っているかなと思えるお子さん。でも親が認めようとしない。手がかかる何回言っても分からない!だから親もイライラMAX状態。
責めてもしたかが無い事なんですよね。
その子の特徴・個性としてみてあげていいところを伸ばしてあげる。
親の心のゆとりも必要になってくるのですが・・・。
親の心のステップが必要ですね。

2010年02月03日(水) 09時55分 | URL | 編集

けい #JalddpaA

こんにちは!

難しい問題ですね。
その特徴を 親自身 そして先生方がどのように判断をするかで 又違った接し方になってしまうのでしょうね!
親は ともすると自分の子供の特徴を 「決して違う」と認めようとしない・・・そんな事もあるでしょうし・・・
先ずは 親としてではなく 客観的な判断を・・・する事も必要なのかもしれませんね!

2010年02月03日(水) 15時47分 | URL | 編集

海のいるか #-

★玉響さん

チェックリストにまったく当てはまらない人って
たぶんいないよね。
人がそれぞれ持っている性質で、その度合いの問題なのよね
だから、難しい。
大事なのは病名をつけることではなくて
自分に、または相手にどういう特徴があるかを知ることだと
思う。人はもともとみんな違うから、
自分の感覚がすべてじゃない。
これは障害があるとかないとか以前の人との
向き合い方だと思います。

2010年02月04日(木) 07時36分 | URL | 編集

海のいるか #-

★yuyuhayaさん

もし、国民みんなが検査を受けたとしたら、
かなりの割合でなんらかの傾向はあるんじゃないかと
思ったりします。程度の問題でね。ここからが障害でここまでは
正常という線引きがあるんだろけれどそれは医者によっても
違うんじゃないかと。
境界線にいる人だってもちろんいるわけだし。
軽度のものはそれだけめずらしくはないものだと思います。

だから、教師であれば養護教員ではなくても
勉強するべきだと私は思います。

もしも、子供がそういう特徴があり、教師の理解がないのであれば、親の方から話すのはもちろん、本を渡して読んでもらうなど
働きかけをし教師も育てる勢いが必要なのかもしれませんね。
大切なわが子を守るために。


2010年02月04日(木) 08時13分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ドントコイさん

チェックリストがあるんだけど
まったく当てはまらないという人はいないと思います。
6つ以上当てはまり、それも二か所以上の場所で、とか細かいので微妙なんですが、
ある程度は当てはまるのが普通です。
障害といえるかどうかはつまり程度の問題なんです・・・・。

だから、たとえばADHDとまではいかなくても
落ち着きがない、とかアスペルガーじゃなくても冗談が通じない、場の空気が読めないなんて子もいるわけじゃない?
そういう場合だってそういう本を読んで参考に出来ることは
いっぱいあるわけです。

大切なのは、病名がつくかどうかじゃなくて
その子にあった対応ができるかどうかです。

大きな支障がない場合、障害かどうかにこだわらず、その子を見つめ
参考に出来るものは参考にしてやっていくのがいいんじゃないかと私は思います。

2010年02月04日(木) 08時38分 | URL | 編集

海のいるか #-

★かぐや姫さん

はっきり病名がつかない、日常生活に大きな支障がない場合の
方が本人は大変かもしれません。
たとえば、なにかをやるときに“出来ない”のではなく
“人よりとても大変な思いをしないと出来ない”ということが
理解されません。
親でさえ、言うことをきかない、反抗ばかりする。
やる気がない、怠けているなどの認識をしている場合は多いと
思います。
障害うんぬんではなくてまずは目の前の子供を
理解することが大切です。

2010年02月04日(木) 08時48分 | URL | 編集

海のいるか #-

★junmamaさん

障害があるなしに関わらず、その子にあったやり方を
考えてあげるという視点は子育てする上でとても大切だと
思います。
親の思う通りにいかないのが子供ですから。
障害のある子の場合はその工夫が特に必要になってきますよね。
そのためにも親の視野の広さ、余裕などが
大事になってきます。

障害=欠陥、みたいに感じる親もいるんですよね。
必死になって自分の子はそうじゃないと。
でも、ホントは障害かどうかなんて問題じゃないんです。
大事なのはその子にあった対応をすること、その子に必要なサポートが何かを理解すること。
まずはありのままのその子を受け入れてあげて欲しいなと思います。

2010年02月04日(木) 08時58分 | URL | 編集

海のいるか #-

★けいさん

特徴を、欠陥、異常ととらえると
そうじゃないと強い否定が働くと思います。
私は軽度の発達障害というのは、個性の範囲ではないかと
思います。
おかしいのではなくてあくまでも一つの特徴。
どう付き合っていくか、どんな対応をしていくことが
ベストなのか、それは障害がある、ないに関わらず
どの子にとっても大切なことですよね。
わが子を見つめる。受け入れる、向き合う。
それが子育てに大事なことだと思います。

2010年02月04日(木) 11時14分 | URL | 編集


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