居場所

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もし、あなたが勤めている職場が

給料もよく、安定もしていて通勤にも便利で、仕事も面白く

条件はとてもいいけれど、どうにも我慢が出来ない人間関係があったとしたら

どうしますか?


例えば・・・・執拗に嫌がらせをする同僚。

或いは、セクハラやパワハラを繰り返す上司。

自分なりに改善を試みたり、気にしないように努めたり、

我慢を重ねてきたけれど状況は良くなるどころかますます悪くなる一方。

精神的な疲れにより、仕事のミスも多くなって

体も心も疲れがたまる。

ストレスからあちこちに症状が出てくる。

思い切って上司(上司が原因の場合はもっと上の)に相談するが

信じてもらえず逆に諭される始末。

さあ?


そんな会社辞めてやる! あるいは訴えてやる!


不登校の子供たちは多かれ少なかれ、こんな状況だと思うのです。

親が状況を把握していても、いなくてもです。

理解のない親は

「逃げてはいけない。社会にでたらもっと辛いことは山ほどある」などと言います。

でも、上のような状況で、友達が悩んでいたら

同じ言葉を投げかけるでしょうか?

あるいは自分なら、たとえ体がボロボロになり、精神が病んだとしても

そこに居続けるでしょうか?それが“正しい”のでしょうか?

そう、大人はずるいのです。

学校と職場は違う・・・確かにそうかもしれません。

でも、精神的には子供の方が辛いはずです。

大人なら、たとえば職場以外に学生時代の仲間など

違う人間関係もあるでしょう。

愚痴を言ったり、一緒にやけ酒に付き合ってもらったりということもできる。

会社を辞めるという発想も割と簡単に出てくるけど

子供には、普通その選択肢はありません。

学校へは“行くもの”だからです。

そして、転校という発想もないでしょう。

自分一人の力で出来ることではありませんから。

何より視野が狭い。

子供にとっては家庭と学校(通っている)がすべてといっても過言ではありません。

その学校に頑張って頑張って、でもどうしても行けなくなった時

もうひとつの世界、つまり家庭でも

「根性なし」と言われたら、その子の居場所はどこにありますか?

弱い部分もあるかもしれない。

でも、強くなるためには、何より包んでくれる存在が必要です。

強くしようと突き放すのは実は逆のことなんです。


いじめ、不登校は誰にでも起きる可能性があります。今現在子供になにかあってもなくても

世の中は広い、今いるところだけがこの世の世界すべてではないと

いうことを、いろんな経験の中から教えていくことが大事だと思っています。

だけど、親自身が視野を広く持つということがもっと大切だと最近思うのです。

子供の居場所は今の学校だけではないことをね。


子供は親が把握している何倍も頑張っています。

疲れた時は ゆっくり休ませてあげてください。

その方が早く回復します。きっとね。





昨日、長男はやっと作文を書きあげました!

そう、モンゴルの。

はい、今頃です。

でも、これでも、3人目なんですよ。まだ仕上がっていない子の方が多い。

長男、とっくに下書きは終えていました。

ただ清書が嫌で・・・逃げ回ってたんです(苦笑)

昨日迎えに行って、先生が「やっと終わったぞ」と言うので

「終わりましたか?!・・・これで本人肩の荷がやっとおりたと思います(^^;)」

と言ったら

「馬鹿もん!肩の荷が下りたのは俺の方だ!」と怒られちゃった。

ごもっとも(笑)




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コメント

けい #JalddpaA

こんばんは!

そうだったんですね、長男君。施設に行きたがらない理由があった訳ですね?

それにしても良い先生ですね。
ストレートに出てくる言葉に愛情を感じます。

2009年11月01日(日) 20時11分 | URL | 編集

空飛ぶミケ猫 #-

こんにちは

まったくおっしゃるとおりです。
私は子どもの頃、
「大人はいいなぁ、会社に有給休暇があって」
「学校も自分が理由なく自由に休んでいい日が年に何日かあればいいのに…」そう思ったものでした。
会社は自分の都合で休めても、学校は自分の都合では休めない。
そう、いるかさんがおっしゃるように、
大人にできることで子どもだから我慢しなければならないことは実はたくさんある。
子どもは頑張っているんですよね。
せめて家庭を心を休めることのできる場にしてあげたいですね。

2009年11月01日(日) 21時19分 | URL | 編集

はるか #3cXgguLU

そうですよね

子供って働かないで良いから楽だなんてとんでもないですよね
自分で働けないから
親の言うことをききたくなくても
家出するわけに行かない
学校は当然行くものだと親をはじめ誰もが思ってるから
行きたくない、だなんてなかなか言い出せない

大人は仕事の後のみに行って憂さ晴らしが出来ても
子供はそんなことも出来ない

せめて親だけはずっと味方でいてあげたいよね

2009年11月01日(日) 21時55分 | URL | 編集

yuyuhaya #iRTvXO9Q

確かに学校って子供の生活の大半を占めるよね。
そこが辛いものだったら・・・逃げ道がないですね。
体裁にこだわらず、子供の気持ちに寄り添うことが大事ですね。

2009年11月01日(日) 22時20分 | URL | 編集

ドントコイ #-

ほんとだー。
卒業してすぐの会社の人間関係って、最悪で、そのあとの勤め先でも、あんまりうまくいかなくて、まぁ、私が、使えないって人材ってのが、原因でもあったんですけど、子供に戻りたいと思ったことはないんです。子供の時に、大人になる修行をしておけばよかったなぁと思いましたが。
なんでかは分からなかったんですが、こういうことだったんですねぇ。

たいたいの反抗期、どうなるかビクビクです、
だって、第一次反抗期が生まれてから、8歳までですからねぇ。しかも、激しかったので、
知恵がついて、体がデカくなったら、どんなんなるか・・・・。

2009年11月02日(月) 01時17分 | URL | 編集

かのこ #kwzMfkEo

長男次男が不登校の頃、わたしの母が
「学校に行ってるほうがどれだけ楽か。社会に出たら、しんどいことが、山ほどあるんやで」
と言って聞かせていました。
間違いではないと思っていましたが、学校が嫌で仕方なかったわたしは、それにも納得できませんでした。嫌な仕事はすぐにやめてギャンブルに明け暮れる父親、学校に行かないという選択肢はない自分。
今、次男が施設から帰ってこられない理由の一つに、わたしが強く登校を勧めなかったことがあるようなのです。これからも、次男が学校に行く体制が整うのかと。施設は「子供に選択権を与えたお母さんの責任」を重くみています。次男が行きたがらなかったから、行かせようとはしたけど、それ以上は強く圧さなかった、それが今になって、児童相談所と施設に対して尾を引いています。家で楽しそうにビデオを観て、わたしに笑いかけていた次男の姿、それが正しかったのか間違っていたのか、大勢の人に聞いても、意見は分かれてしまうんでしょう。
「友達が作りにくいから学校に行きにくかった」と後で話した次男は、新しい中学で長い間友達が出来ず、い辛い思いをしながら、施設からでは「行かない」という選択肢はなく登校し続けました。家からなら、やっぱり不登校になっていたと思います。高校には行きたい、と言っている次男には、それで間違ってはいないんでしょう…。よく我慢したね、といつまでも言ってやるしかありません。長文失礼。
応援ポチ。

2009年11月02日(月) 08時22分 | URL | 編集

☆かぐや姫☆ #-

本当、そうですね。
子供と大人は違うもんね。
子供は学校生活すら、成長の一貫
イジメで行けなくなった子の反動は大きい。
学校と家庭が、子供にとっては全てだからね
不登校の子は、心の底から全てを解ってるのよね。
でも、どうしても支えが必要。
その家族がこの子の為だからと、突き放したらその子はなにも無くなるもの。


長男クン、作文できてよかったね!
先生、親みたいな良い人でよかったね♪

2009年11月02日(月) 11時56分 | URL | 編集

ぽちちょ #-

自分にあてはめて考えました。納得です。
学校でどのような生活を送っているか、把握しにくいですけど。
どんな事があっても、受け入れてやれる大きさがほしいです。

2009年11月02日(月) 15時11分 | URL | 編集

たたみ #cOLA5hDU

想像してみた。。
息苦しくなって・・・つらい(;ω;)
大人は仕事やめたり逃げ道あるけど子ども達は・・・
子どもにも逃げ道が必要ですね。
体裁や固定概念に縛られずに、子ども自身を見つめて、
子どもに寄り添える大人でありたい。。

長男クン、作文完成ヤッタねe-319

2009年11月02日(月) 18時12分 | URL | 編集

咲 #eYj5zAx6

まさにその通りですね。
私も中学のころいじめにあったので、よくわかります。
大人になって分かったのが、なんて狭い世界だったんだろう、ということ。
でも、あの頃はそれが全てだった。
そんな子供を助け出すのは、親しかいないですね。
だから親は固定概念を捨てなくちゃいけない。
こうあるべきという檻から、子供を助け出さなければ子供は追い詰められてしまいますね。
いるかさんの話は本当に勇気づけられます。
そして分かりやすい。子を理解しようとしない親に、イルカさんのお話を聞かせてあげたいです、本当に。

2009年11月02日(月) 19時50分 | URL | 編集

海のいるか #-

★けいさん

いや、それが嫌で平日休んでいたわけではないと
思います。
もしそうなら・・・土日も行かなかったと思うから。
ただ、土日行った時に、作文をかけと言われそうになると
どっかへ逃げてた(苦笑)
反省会も抜け出してね(^^;)

先生はもう70近いのですが
とってもいい先生で私たちの親みたいです。
もと小学校の先生で、親の中にはそのころの
教え子も何人かいるようです。

2009年11月03日(火) 07時23分 | URL | 編集

海のいるか #-

★空飛ぶミケ猫さん

そうなんですよね。
大人は子供の時の良かった部分しか覚えていなかったり
するから(苦笑)

それに・・・なんだか今の子供たちの方が大変なような
気がします。
社会が変わってきたせいもあるし、いろいろと。

だから、尚更親がしっかり安心とやすらぎを
与えてあげることがとっても大切だと思います。

2009年11月03日(火) 07時28分 | URL | 編集

海のいるか #-

★はるかさん

私たちが子供のころより
いじめは陰湿で巧妙、人間関係も複雑になっている気がします。
だから、尚更親がしっかり抱きしめてあげるということが
必要だと思います。
そう、いつでも味方でね(*^_^*)

2009年11月03日(火) 07時53分 | URL | 編集

海のいるか #-

★yuyuhayaさん

学校へは行けた方がもちろんいいけれど
それが無理な状態なら、すごく苦しいことなら
その状態を受け入れてあげなきゃ可哀そうだよね。
固定観念より目の前の我が子の方が大切だもん。

2009年11月03日(火) 08時04分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ドントコイさん

子供は逃げ道がないんですよね。
もし戦うにしたってその術すら知らない。
親が味方になってあげないと、体も心も居場所がなくなってしまいます。

大丈夫よ。
小さいうちに課題をクリア―しているもの。
多少のことはあるだろうけど
大人になるための第一歩だもん(*^_^*)

2009年11月03日(火) 08時09分 | URL | 編集

海のいるか #-

★かのこさん

児童相談所はそこも重視しているわけですか・・・。
確かに意見は分かれるでしょう。
正解はその子によっても、その状況によっても
違うと思います。
あの時、無理して行ってよかったという場合もあれば
無理をさせすぎて壊れてしまう場合もある。

次男くんは施設へいったことにより頑張れた。
うちの長男の場合はもしそうしていたら
壊れていたでしょう。

正解かどうかはこの後の人生にかかっていると思います。

子供たちはもちろん、かのこさんも私も
あのとき、こうしておいてよかったと思えるように
しっかり支え、気持ちに寄り添ってサポートしていきたいよね(*^_^*)

2009年11月03日(火) 08時18分 | URL | 編集

海のいるか #-

★かぐや姫さん

今は子供の世界も複雑で大変ですよね。
本当にいじめによる心の傷は本人だけでなんとか
出来るようなものではないと思います。

家族の支えは絶対に必要。
いつも味方でいてあげないとね(*^_^*)

長男、晴れ晴れとしていました(笑)

2009年11月03日(火) 08時32分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ぽちちょさん

私たちが子供のころより
今の子供たちは大変だと思います。
大人のせいでもあるのだけど・・・。

学校生活、友達関係、すべてを把握することは難しい。
ただ、把握出来なくても、理由も何もわからないとしても
子供の心に状態をそのまま受け止めてあげることが
大切だと思います。
子供はすべてを親に話すわけじゃないですから。

2009年11月03日(火) 08時36分 | URL | 編集

海のいるか #-

★たたみさん

子供は結構大変だと思います。

なにが一番大切かだよね。
子供を固定観念や親や世間の価値観に無理に当てはめることじゃないよね。
それじゃ・・・戦時中の日本だわ。

2009年11月03日(火) 08時39分 | URL | 編集

海のいるか #-

★咲さん

子供は視野が狭いんですよね。
世の中の広さを知らない。
だから、親が教えてあげないとね。
親まで、おまえの居場所はそこしかないなんて言ったら
もうその子の居場所はどこにもないもの。

ありがとう(*^_^*)
咲さんのその言葉に私も勇気づけられます!!

2009年11月03日(火) 08時42分 | URL | 編集


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