親の自立

今、三男を野球に送って行きました。

その帰り道、長男と同級生の子がジャージで歩いていた。

部活・・・かな?

私は長男の同級生をあまり知らない。

引っ越してきて小学校へはまともに行ったのは1か月だし、中学へは

入学式しかいっていない。

顔を見たって、本当に近所の子や次男、三男の同級生の兄弟くらいしか

知らないのである。

なぜ、さっき歩いていた子が同級生とわかったかといえば

ジャージである。長男の中学は学年によってジャージ、上履き、

カバンのマークに至るまで学年ごとに色が違う。

つまり・・・いくら新品でも下の子たちには回せない・・・。

ジャージは夏用に白いTシャツもあるけど

学年カラーでフルネームの刺繍がしっかり入っている。

最初のうちは学校のものだからとそのままとっておいたが

今はたまに長男に着せている。

モンゴルへもホテルで泊まるときのパジャマ代わりに持たせた。

そしたら・・・そのジャージで帰ってきたけど(笑)


中学へ行き、上履きやジャージで長男と同じ学年の子が判断できる。

あー、やっぱ家の子大きい方なんだわ とか

みんな こんなふうに友達とつるんでいるんだ~。

あー、もうカップルらしき子たちもいるのねーなどと思ったりもする。

なんだか別世界のような気がする時もある。

いいとか悪いとかじゃなく 取り残されたような複雑な気持ち・・・。

でもこれは私の個人的な感情だ。



私は親の個人的な感情と子供のいろいろなことは

分けて考える必要があると思っている。

長男が不登校になったばかりのころは

なにもかも一緒になっていた。

でも ある日気がついた。

学校へ行ってほしいという気持ちの中の半分は

私の中の個人的な感情で、子供に押し付けることではないということに。

子供が“みんなと一緒” “普通”であれば親は安心だ。

その方が楽なのだ。なんだかんだと綺麗ごとや自分や周りに

言いわけをしても、学校へ行ってほしいという気持ちのなかに

そういう思いがあることに気づいた。

世間では不登校児のことを怠け者、

その親を甘やかしてばかりいると訳しり顔でささやく人もいる。

その言葉に傷ついてしまうのは

自分の中に“そう見られたくない” という気持ちがあり、

“私はちゃんと子育てしていますよ”と認められたい思いがあり、

そして、自分を責める気持ちがあるからである。

だから、我が子を思っているからこそ、と自分にいいわけをして

学校へなんとか行かせようとする。

もちろん、学校へ行ってほしい理由のすべてがそうであるわけじゃない。

でもそういうものが含まれていることは否定できなかった。


それに気づいたとき、私の個人的感情は私自身の問題であるという思いに

たどりついた。だって子供は親の“安心材料”ではないし

親を“満足”させる道具ではない。

自分の感情は自分で処理する、それが大人であり

自立である。

親は子供を自立させるとともに、自分がしっかり自立する必要があるのである。


そういう感情(自分が安心したい)があるのはいい。

親も神様じゃない、ある意味当然の感情かもしれない。

“想い”を話すのもいい。

ただ、大義名分をふりかざし、押し付けてはいけない。


子供と言えど、思春期は小さな大人である。

大人がきちんと大人であり、また子供を1人前に扱うことで

その子もまた、大人になってくのではないか、と思う。


自分の感情をしっかり意識出来た時

子供のことがもっとよく見えてきた。


そう、視点を自分の感情から子供へと変えたのである。



よかったら、ポチっとひと押ししてくれると
嬉しいな
nico




関連記事
スポンサーサイト

コメント

yuyuhaya #iRTvXO9Q

いるかさんの言う「親の個人的な感情」は誰にでもあると思います。
例えば、子どもが小さい頃に外出先で叱る時・・・世間の人に向けて「私はしっかり躾をしてますよー」っていうアピールだったなと思うこともあるし。
自分がちゃんと親業をやってるよ!!という事が、いかに子どもがうまく育ってるかってことでしか世間には証明できないもんね。

自分の感情は自分で処理する・・・ほんとにそうですね。
子どもに押し付けちゃいけないよね。
自分の子を受け止めて理解して・・・
ついつい忘れがちになります。

2009年08月22日(土) 11時02分 | URL | 編集

☆かぐや姫☆ #-

そうだね
不登校になり、可哀相だからこんな風にしてあげたいとかって子供の為とはいえ所詮は親の考えなんですよね
子供は別の事を考えてても親がまた別の考えで接してたらね・・・
でも他の子を見てウチの子も何もなくこうだったら息子も楽だったんだろなとか考えちゃうのはいけない事じゃないよ
でも子供だってそうなのに親があーっだったら、こうだったらってなってたらダメだよね
勉強になりました!

2009年08月22日(土) 12時35分 | URL | 編集

けい #JalddpaA

こんにちは!

いるかさん、もう立派に自立をしていますね。
私も同じように思います。

親としてどうあるべきか・・・
他人の目を気にしつつ 体裁を取り繕ってみたってそんな事子供にはなんの得にもなりません。

子供としてみながらも 感情もある一個人としての接し方が大切かもしれません。

娘と共に初めての 数々の体験を経て 学んだこと沢山ありました。

子供を自分の高さに引き上げるのではなく 自分が降りてみる。
そうした事で見えて来る事沢山あったように思います。

2009年08月22日(土) 14時05分 | URL | 編集

はるか #3cXgguLU

そうですね
子供は所有物じゃないし
中学生といえばちゃんと自分のことを考えてる

あ~あ、ってやっぱり親の私も落ちちゃうこともあるけど
それを子供に悟られないようにはしないとって
このごろ思ってます。

子供なりにいろんなことを考えてますもんね
みんなと同じじゃなくていいんだよ
あなたらしく
って姿勢でそばにいれば
きっと自分で動き出せるよね

2009年08月22日(土) 14時34分 | URL | 編集

#

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2009年08月22日(土) 15時02分 | | 編集

空飛ぶミケ猫 #-

こんにちは

いるかさんのおっしゃる通りだと思います。
特に『子供は親の“安心材料”ではないし
親を“満足”させる道具ではない。
自分の感情は自分で処理する、
それが大人であり自立である』
その言葉にとても感動しました。
子どもにとやかく言う前に親は親自身の自立を考えていくといいんでしょうね。

2009年08月22日(土) 22時20分 | URL | 編集

ばぶぅ母さん #-

互いの距離感

人前で怒ると「世間体だろ?」と、するどく対抗してくる二男。
押し付けは却って反発しますし。
学校だけがすべてじゃないと思ってはいます。
長男は長男。当時のことを思うと学校(同級生)を拒否する勇気をほめてあげたいくらい。
自分を追い詰めて死を選ぶくらいならと---。
だけど、二男には行けるもんなら行ってほしい。状況が違うから。友達と関わってほしい。長男はひとりぼっちは楽ではあるけど楽しくはないです。
立ち止まっていい、足踏みもいい。
けど、中学と違って進学できないならニートになるしかないのが現実なわけで、長男(中3)は、今葛藤のなかでもがいている感じがします。
親が子離れできるか、客観的にみられたら楽なんでしょうね。
手助けするんじゃなく、「困ったら言ってね」の距離感で!

2009年08月23日(日) 00時46分 | URL | 編集

海のいるか #-

★yuyuhayaさん

うん、誰にでもあると思います。
また、あって当然だと思います。
大切なのはそういう感情を持たないことではなくて
それは自分の問題だということを
きちんと認識することだと思います。
普段過ごす中でなかなか難しいけど、
意識しているのとしていないのでは違うと思います。

ありがとう(*^_^*)

2009年08月23日(日) 04時18分 | URL | 編集

海のいるか #-

★かぐや姫さん

そうだね、いろいろ思うのは親として当然だと
思います。
ただ押し付けちゃいけないよね。
親はつい先走りをしたりしちゃうけど
その子のペースでゆっくり歩かせてあげたり
その子自身で考えさせてあげたり
自分と考えが違っても、受け入れたり
そういう度量が必要だと思います。
どんなに思っていてもその子の人生を歩いていくのは
その子自身だからね。

ありがとう(*^_^*)

2009年08月23日(日) 04時29分 | URL | 編集

海のいるか #-

★けいさん

本当にいろいろあって私も学びました。
親もこうして大人になっていくのかもしれませんね。

“子供を自分の高さに引き上げるのではなく 自分が降りてみる。
そうした事で見えて来る事沢山あったように思います。”
私もそう思います。
そしてそれが出来るのは大人だけだと。

ありがとうございます!!(*^_^*)

2009年08月23日(日) 04時35分 | URL | 編集

海のいるか #-

★はるかさん

うん、その子らしく。
そうだね、それが大事だと思います。
自分の人生を精一杯。

誰でも自分の人生について考えると時がくると思います。
私たちの子供たちは人より早くその時期がきただけかもしれません。
今は苦しくてもそこを抜けた時、誰よりも力強く歩いていける、
そんな気がします。

ありがとう(*^_^*)

2009年08月23日(日) 04時48分 | URL | 編集

海のいるか #-

★鍵コメさん

同じような心の経過をたどり、
同じ考え、心境に達したと聞いて私も嬉しくなりました。
同じ思いの人がいるというのは心強いです。

いろいろあったけど、
まだいろいろあるけど
気付いたことは大きいよね!

子供と一緒に成長している。
これからも頑張ろうね!!

ありがとうございます!!(*^_^*)

2009年08月23日(日) 04時55分 | URL | 編集

海のいるか #-

★空飛ぶミケ猫さん

子供のおかげで本当にいろいろなことを
学びました。

案外親の方が子供に甘えてる部分があったりするんですよね。
親の精神的な自立は必要ですよね。
それがなければ本当の意味で子供をサポートすることは
出来ないのではないかと思います。

ありがとうございます!!(*^_^*)

2009年08月23日(日) 05時01分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ばぶぅ母さん

次男くんに関しては、
多分、私の次男に対しての感情と似ていると思います。
長男と違い、はっきりとした(こちらが納得できるような)
原因があるわけじゃない。
出来ることなら・・・というより学校に通うことが可能に思えるし、いろんなこと(友達との関わりも含めて)
を考えると学校へ行った方がプラスに思える。
どうか流されずに行ってほしい・・・。

でも。流されてるように感じるのも
楽な方に逃げているように見えるのも
こちらの見方であって、本人にとってはもしかしたら違うのかもしれない。
本人にも説明のつかない何かがあるのかもしれないですよね。
こちらが進めれば「どうして兄ちゃんはよくて俺はダメなんだ?」という思いや意地もでてくるかもしれない・・・。
とりあえず、学校のことはおいといて
毎日楽しく過ごせる工夫をしてみませんか?
心の中のモヤモヤ(正体はわからなくても)が晴れたら
学校へいけるかもしれないし、そうじゃなくても
意欲的に何かに打ち込めるかもしれません。
遠回りに見えても結果的にはその方が近道になると
私は思います。

それから長男くんに対して。
いろいろな選択肢はあると思います。
ひとつは頑張って普通校を受験する。
それが難しいのであれば、近くに不登校児を受け入れてくれる
高校はありませんか?
なければ定時制も通信制もあります。
もう一度中3をやるという選択もあります。
これは親が希望すれば可能です。
もう一度中3をやり、あるいは卒業して浪人し
普通校を受験する、
高校へ行きたくなのであれば、すぐにニートと決めつけず
難しいかもしれないけど、なんとか働き口を見つけてみる。
バイトでもなんでもね。
知り合いのお手伝いでもいいと思います。
そうしながら今後のことを考える・・・。
いろんな情報を集めてみましょうよ。
決めるのは本人だけど、何も情報がない中で決めるのは
難しいし、選択のしようがない。

それから・・・ばぶぅ母さん、ストレスをためないというのは
難しいけど、どうかうまく発散してくださいね。
時には好きなことをやったり、ひとりでおいしいものを食べたり(笑)
おもいっきり愚痴ったり。子供以外の相手にね。

無理しすぎず、焦らずうまく乗り越えようね。
一緒に頑張ろう!

ばぶぅ母さんだけじゃないからね。
私も一緒だよ。

2009年08月23日(日) 05時39分 | URL | 編集


トラックバック

GO TOP
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。