トンネル、抜け道

昨日はスクールカウンセラーの先生との面談でした。

「役員決め、どうされました?」

「行きましたよ、みんなの前で言いました。うちの子、入学式以来登校していませんて」

「雰囲気はどうでした?」

「どう思ったのか本当のところはわかりませんが、変な雰囲気はなかったですよ。

隣の人も普通に『小学校の時からずっとなの?』とか話しかけてきてくれたし・・・」


「じゃ、そのことに触れちゃいけない雰囲気もいるかさんは出していなかったってことですよね?」

「あ、そういうことなのかしら?あまり意識していませんでしたけど」


「すごくいいなって思ったのは、クラスの中で、同じように登校出来ていない子や、

この先、そういう子が出てきた時、いるかさんがそういう風に堂々としている姿は

そういう親御さんたちの気持ちを軽くすると思うの。

でも、本当にいろんな思い、克服してきましたよね、いるかさんがどのように克服してきたか、その軌

跡を今、トンネルの中にいる方たちにお話してもいいですか?

いるかさんと同じ、あるいはそれ以上長い時間を経ていても克服できない方たちがいます。

そいう方たちに、こんなふうな物の見方をして、こんな工夫をして不安を乗り越えた方がいますってお

話したいのです。いるかさんのお名前は出しませんが」


これは私がブログを始めたきっかけと一致する。(ブログのことは内緒だが)

「いいですよ。少しでも役にたつなら」
                          
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私の場合は長男の不登校という問題であったが、

子供に何か問題が起きた時の親の気持ちというのは

その問題がなんであれ、大差ないように思う。

心配、不安、世間の目、自分自身の思い込み。

母親として至らなかったのではないかと自分を責める気持ち。

あらゆることがごちゃごちゃに襲ってくる。

私の場合、まず、学校へいくのが当たり前だという感覚。

将来の道筋についての不安。

平日外へ連れだした時の『あれ?学校は?』と言われてるように感じる視線。

私がこうだったから・・・あの時こうしていたら・・・

などとい分自身を責める気持ち。いろんな思いが交錯していた。

無理にでも行かせたい気持ち。と行けない気持ちを受け入れたいという思い。

いろいろが矛盾だらけで、揺れてばかりいた。

あらゆることが不安で、何が正解かわからなくて。

でも、ごちゃごちゃした思いの中では進むことが出来ない。

そう思った私はひとつひとつをじっくり考えてみようと思ったのである。

まず、義務教育である学校は行くのが当たり前、いかなくてはならないという

自分が今までなんの疑問を持っていなかったことについて

じっくりと考えてみたのである。

学校へ行く意味。利点(=学校へ行けなくて困ること)

学校へは勉強を習いに行く。集団生活をすることで身につく様々な事。

友達が出来ること。そして、将来高校、大学、就職という道筋が出来ること。

それをまたひとつずつ考えてみる。

勉強は学校以外でも見につけることは出来る。

集団生活も学校でなければならないわけではない。友達も同じことである。

将来への道筋。これだっていろんな方法がある。

学校へ行けば、それらのものが一か所で手に入るかもしれない。

でも行けないのであれば、すべてを一か所で手に入れようと思わずに

ひとつひとつ手にいれる方法を考えればいいじゃないか。

自分の今までの子育ての中で間違えてたと思うことは

どんなに悔やんでも、また反省ばかりしていても、過去を消すことは出来ないのである。

その時はその時で一生懸命だったのである。

今、間違いに気づいたのなら、あるいはもっと違う接し方をすれば良かったと思うなら

今からそうするしかないじゃないか。

そうしなければ、何も変わらない。

こうして私は動きだした。

いろんな場所を、方法を探しに。

今までの接し方で足りなかったと思える部分をどのようにして

伝えていくか、どういう接し方に変えていくか。

動き出した私には世間の目を気にしている暇はなくなった。


私は真っ暗なトンネルをひとつ抜け出したのである。


子供の不登校に限らず、

何かに悩み、感情の糸が絡まってしまった時は

その糸を一つずつ、ほどいていくしかないのである。


今まで、常識だと思っていた事、自分の思い込みが本当に唯一無二のものなのか。

自分の感情と外側の問題とを一緒にしてはいないか。

大切な物は何か。

絡み合った糸をいくら引っ張ってみても

余計にこんがらがるだけである。

その糸を眺めて、やみくもに焦るより

一本ずつ解いていくことである。

そうすると答えが見えてくる。

これはどんな問題にも言えること。

長男の不登校で学んだことのうちの大きなひとつである。


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ここのとこ、忙しくて、コメントのお返事、ご訪問
更新が遅れがちで、ごめんね!
見捨てないでね~!!


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コメント

yuyuhaya #iRTvXO9Q

No title

1本づつ解く・・・その通りだと思います。
とにかくできることから始めるしかないですよね。
事情は違いますが、次男の時に一人悶々と悩んでいるときは次男も不安定でした。
いるかさんと同じ様に「私がもっとああしていれば」などとクヨクヨしてたんですが、
腹を括って進み始めてからは、気持ちも楽になって、次男の情緒も安定しました。
今は「過去は振り返らない」を教訓にしています。

以前に何かで書いたかも知れませんが、長男の保育園の時からの同級生が中学の初めから不登校で、
スーパーで偶然お母さんとお会いしたときに、子どもさんの事を聞いていいのかどうか非常に迷いました。
そのお母さんの表情が「話を聞いて欲しい」といってるように見えたので、思い切って聞くと堰を切ったように話されたんです。
長男の卒業アルバムを見ると、各クラスに最低一人は不登校の子どもさんがいました。
それほど多いんですね。
いるかさんの体験を知ることによって、不登校児を抱える親御さんは励みになるし、
そうでない人も、そういう親御さんとの接し方や気持ちが理解できて(人それぞれだとは思いますが)とてもいいと思います。


長くなってすいません。

2009年04月15日(水) 08時51分 | URL | 編集

きばっ太姉ちゃん #-

こんにちは(o^-^o)

トンネルにいる人か。親がトンネルに入っちゃってると、子どもも一緒に入っちゃうことになるんだろうな。
親が苦しみ姿を子どもは見たくない。きっと親よりも子どもの方が更なる苦しみを背負うことになるんだと思う。
どうしても親って自分の価値観を子どもに押し付けがち。子どもがその価値観に合わせられないと、無理にでも合わせようと躍起になって、糸はどんどん絡んでしまうし出口も遠くなる。自分の価値観を変える必要があるんだろうけど、ホントに簡単ではないよね。
いるかさんのすごいところは、自分の基底概念を見直し、色々な視点から物事を見ていることだと思う。なかなかできることじゃないと思う。
子どもさんへの愛情の深さを感じました。
いるかさんのお話を聞いて、トンネルから抜けられる人が1人でも多くいるといいですね!

2009年04月15日(水) 13時48分 | URL | 編集

ME-Q #-

No title

すごくいいですね!!
ソレがきっかけで、苦しんでる人が少しでも救われますように☆

2009年04月15日(水) 14時20分 | URL | 編集

おかん #-

No title

1つづつ解く。
そこに気持ちを持っていけるまでが、
きっと一番しんどいんやんね。
トンネルの中にいる人も、何かのきっかけを待ってるんかもしれん。
話す事で、少しだけでも良いから、背中が押して上げられるとええなぁ。

2009年04月15日(水) 16時47分 | URL | 編集

とまと #-

No title

こんにちは(^o^)
いろんな所で、イルカさんのお名前を拝見しておりますのに、イルカさんのブログにコメントするのは、はじめてです。
いつも、コッソリ拝見するばかりで、失礼いたしました。
イルカんさの経験は、同じことで悩んでいる、多くの方を力づけることが出来ると思います。
いいお話を読ませて頂き、ありがとうございますm(__)m
ぽち。

2009年04月15日(水) 18時51分 | URL | 編集

海のいるか #-

★yuyuhayaさん

yuyuhayaさんとは、事情は違いますが、
同じように自分との戦いがあったのではないかと思います。
親が腹を括ると子供は本当に変わりますよね。

その、知り合いの不登校の親御さんも戦っているのでしょうね。
その人によって、また段階によって触れて欲しくないという思いの方も
いらっしゃると思いますが、
様子でなんとなくわかりますよね。yuyuhayaさんに聞いてもらって少しは気が軽くなったのではないかな。

親に出来ることって、その子を受け入れて、応援していくことだけなんですよね。
でも、一番の応援団長でいたいよね。
ありがとう!!

2009年04月15日(水) 20時14分 | URL | 編集

海のいるか #-

★きばっ太姉ちゃんさん

子供のことでトンネルの中にいる時、子供もまたトンネルの中にいます。
そう、子供の方がたぶん辛い。

私がいろんな角度から物が見れるようになったのは、
やはりこの経験があるからで、なんの問題もなければ、
気付くこともなかったと思います。

ありがとう!
嬉しかったです(^^)

2009年04月15日(水) 20時21分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ME-Qさん

ありがとう!!
悩んでるかたのヒントに
少しでもなれたらいいなと思います(^^)

2009年04月15日(水) 20時22分 | URL | 編集

海のいるか #-

★おかんさん

そうなんだよね。
そこに気持ちが行くまでが一番つらい。
どこから手をつけていいか、トンネルを抜け出す方法の
ヒントになれたらいいなと思ってる。
これは不登校に限らず、悩んでる人にとって共通のことだと私は思うんだ。
ありがとう!!

2009年04月15日(水) 20時26分 | URL | 編集

海のいるか #-

★とまとさん

コメントありがとうございます!
嬉しいです。

私もとまとさんのお名前も、それからブログも拝見していました。
こちらこそ失礼しました(^^;)

いろんな悩みを経て、様々な気づきがあるのですよね。
それは自分で気付くしかないのかもしれないけど、
私の経験が何かヒントになってくれたらいいなと思っています。

私もゆっくり伺いますね!
ポチ、嬉しいです(*^_^*)

2009年04月15日(水) 20時34分 | URL | 編集

縁側 #-

No title

いるかさんのブログを読むと,
元気になれます。
有難うございます。

2009年04月15日(水) 21時16分 | URL | 編集

空飛ぶミケ猫 #-

こんばんは

海のいるかさんの今までの軌跡
長いトンネルの中から、“今”に至るまでの軌跡。

それが今トンネルの中にいて先が見えない人にとって、
本当に貴重なお話になると思います。
それが、体験に根ざしているものだけに…

コメントいつもありがとうございます。
応援ぽち!

2009年04月15日(水) 22時58分 | URL | 編集

きみこ #-

このブログで学んでます。

うちは次男が療育に通ってるんです。
こちらも長男の特別支援と同じくペラペラペラペラ喋ってたんです。聞かれてもいないのに。
そしたらある人に「療育ってどんな感じ?」と声をかけられて、色々詳しくお話をして、来月からはその親子も通うことになりました。
学校に通えない子を持つ親って、もっともっと深い複雑な悩みがあると思うんですが、海のいるかさんがトンネルを抜けられて、それをオープンにされたことは、まだ見えない「仲間」の希望になるだろうなって思います。
トンネルに差す一条の光です、おっかさん。

話は変わりますが、今日長男が「学校で隣の席の子に優しくしてる」と言っていたので「えらいね」と褒めたあと「お母ちゃん、嬉しいな」と言いました。
以前の記事を実践しましたぜ、おっかさん。

長男は「ウフフフ~」って言ってました。

2009年04月15日(水) 23時40分 | URL | 編集

ぽちちょ #-

No title

海のいろかさんが、現在のような心境になるまで。
ずいぶんいろんな事があったのだろうな。
なんて、いつも思っておりました。
また、自分がもし、同じ立場に立ったとき。
果たして私は、こんなに強く前向きでいられるだろうか?

今回のお話、とても素晴らしい事だと思います。
たくさんの方が勇気付けられて。
トンネルの中の一筋の光が見えてくるのでしょうね。
皆さんにとって、よい方向が見つかるといいなと祈っております。

2009年04月16日(木) 00時54分 | URL | 編集

ドントコイ #-

No title

あっけらかんと話してくれると、話しかけやすい、というのは、カウンセラーの先生の言うとおりかもそれませんねぇ。その時は、悩んで、悩んで、話すことが出来なくても、トンネルの出口が見えそうなときって、話せますもんね。そして、相手も、「心配してたんだけど、あの時は聞けなくてー」と言いますもんね。

たいたいが、これから、どんなことになるかは、サッパリ見当もつきません。やけに目立って、その場にいなくても「たいたいのせい」にされたことが、2年生の時に何度もありました。お友達の親から電話がきて、親がいる前で、話し合いをさせて、誤解がとけたことも、何回かあります。
児童館の先生に、「たいたいがケガさせた」と言うので、たいたいの話をろくに聞かず、ビックリして謝りに行ったら、たいたいは、ケンカをとめていて、悪くなかったと、そのお母さんから、聞きました。「たいたいのせい事件」が、何回かあったらしく、ある日、児童館の先生に、もう来ないと言って帰ってきて、お姑さんに頼もうかな、それとも、先生に、たいたいの気持ちを言った方がいいのかな。でもな、言っていいもんなのかなと思っていたら、ビックリした先生から、電話がきて、話し合いに行ったことがあります。
たいたいは、先生と、母ちゃんが話あったのなら満足、と言って、アッサリ、何事もなかったかのように、児童館に行ってますが、そういう子ですので、そのうち、なにか、あると思います。
その時、私は、どうしたらいいのか、まだ見当もつきません。
私が、私自信で、親との付き合い、友達との付き合い、自分のなかで、なんとかいい方法を見つけてきたけど、たいたいは違う人間なので、私が、どうしてあげたらいいか分からないんですもん。
いるかさんのように出来れば、とは思いますが。

2009年04月16日(木) 02時01分 | URL | 編集

ひまあゆ #Ak51kPpI

No title

たどってこられた道のりは想像以上でしょうが、
今を評価されて、ご紹介されるのは嬉しいことでしたね
暗闇の中にいる人の光になりますよ

2009年04月16日(木) 12時37分 | URL | 編集

海のいるか #-

★縁側さん

そう言ってもらえると嬉しいです。
また来てくださいね。
ありがとう!

2009年04月16日(木) 13時22分 | URL | 編集

海のいるか #-

★空飛ぶミケ猫さん

状況が変わったわけではありません。
でも、私の心の持ち方、親として出来ること、
人生にとって大切なことが見えてきたのは大きなことです。
今、出口の見えないトンネルの中にいる人にとって、
少しでも力になれたら・・と思っています。
私もまだまだ途中段階です!

いつもありがとうございます!!

2009年04月16日(木) 13時27分 | URL | 編集

海のいるか #-

★きみこさん

やっぱり心を開くというのがいいんですよね。
心を開いていれば、たくさんのつながりが持てる。

お母さんが嬉しいのは子供も嬉しいんだよね!!

ありがとう(^^)
おっかさんも頑張るわ~

2009年04月16日(木) 13時31分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ぽちちょさん

ありがとう!!

子供のことで悩む親の気持ちというのは
問題はちがっても同じなんですよね。いろんな問題が絡んでくる。
でも、ひとつずつ整理して考えていくしかない。
その中で不安に押しつぶされそうになっている方に少しでも気持ちを軽く、
そして前に進んで欲しいと思うのです。子供のためにもね!

2009年04月16日(木) 13時43分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ドントコイさん

たとえ親子であっても違う人間です。
その違いを理解することが大切です。
小さいうちは親が道筋をある程度つけるということは必要な手助けです。
でも、大きくなるにつれ親の役割は変わってきます。

親がなんとかしてやるというのではなく、その子が何をどう選択するか、
それを親がどうサポートしてやるかということなんです。
どうしてやればいいんだろうということより、この子がどうしたいのか、それについて自分は何が出来るだろうということなんですよね。その子の人生はその子のもの。親は一番の応援団長だと思うんです(^^)

ありがとう

2009年04月16日(木) 13時52分 | URL | 編集

海のいるか #-

★ひまあゆさん

すごく苦しかったから、
同じ思いをしている人に大丈夫だよって言ってあげられたらいいなって思うんです。
不登校と言う問題は誰にでも相談できるわけじゃない。
一人で抱え込んでしまっている方も多いと思うんです。
だから・・・。

ありがとうございます!!

2009年04月16日(木) 13時57分 | URL | 編集


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